一括払い

学資保険と死亡給付金について

学資保険と死亡給付金との関係を勘違いする場合が無きにもあらずのようです。
すなわち学資保険での医療費や死亡給付金といわゆる生命保険での死亡給付金とはその内容が異なるのです。
したがって学資保険での死亡給付金の金額はそれまでに保険料を支払った期間を基準に算出されるので、高額な死亡給付金が支払われることはないと思いましょう。
たとえば死亡時に1000万円とか3000万円の死亡給付金が出るというタイプの生命保険とは性質が異なるのです。

言い換えれば学資保険での死亡給付金はそれまでに支払った保険料が払い戻される程度の金額であると思いましょう。
つまり学資保険での死亡給付金はそれが目的ではなく、あくまでもオプション的な性質なのであり、もちろん死亡給付金が支払われた段階で契約は無効になります。
ただしその死亡保障が主契約である場合は話が変わってきますから、主契約かオプションである特約かについては契約時に確認する必要があります。
しかしこの点は確認するまでもなく、主契約か特約かで当初から支払う保険料が異なってきますから、その時点で分かることです。

以上でお分かりかと思いますが、学資保険と生命保険は根本からその目的が異なります。
したがって子供に万一のことがあった場合のことを優先するのではなく、学資保険では子供の将来を優先することが当たり前のことなのです。
そうなるとたとえば子供に万一のことが起こることを心配するのであれば学資保険ではなく生命保険に加入すれば済むことで、これは学資保険の趣旨からすると邪道ということになります。

子供の将来を考えての加入であればむしろオプションの特約類は一切が無用で、必要なのは満期時に支払われる金額が少しでも大きくなるようなプランを選ぶことです。
さらにその上に高返戻率の商品であれば文句はありません。
それが子供のことを考えての保険である学資保険の本来のあり方と言えますから、商品を選ぶ際にもこの辺りにポイントを置かなければなりません。
学資保険は口コミサイトや無料相談窓口をどんどん活用しましょう。